2009年1月10日土曜日

【Core i7】オーヴァークロック編【最終検証】


お疲れ様です。





「Intel、本気だしてる。」






今更新は最後の『Core i7』動作検証集中記事です。
後は何か気づき次第ポツポツ漏らしていくかも。





とりあえず、やっと一週間を勤め上げ…
本来ならば即効で
ベッドと合体するワケですが。





今日はもう退勤時間が近づくにつれてテンション倍々だったんですネ!






それは何か。






それは男のロマン。








そう。
新たにPCを組んだのに、


オーバークロックしないなどと、Intelが許しても、


私が私を許せないっ!!






1台目-旧PC(Core2Duo E6600搭載機)は、2.4GHz動作を3.2GHzまでOC。
その時は
3GHzをオーヴァーしたことで喜んでました。





し!か!し!

今回の
Core i7 965 Extremeデフォで3.2GHz
しかもクアッドだから、3.2GHzのCPUが4枚もIntel、入ってる。




あまつさえ、HT対応で1CPUにつき2スレッドもつから、

OS上から見ると8コアCPUになるほどIntel、入りまくってる。











ならば更に高みを目指すのが私の生き甲斐。
常に赤ネの狩場で狩猟生活をしてきた短剣Lifeも伊達じゃないんです。
自分自身を客観的に観る事ができるんですあなたとは違うんで(


よって、今回は

4 G H z を 目 指 し ま す 。



当然水冷PCを組むほど時間と手間に余裕があるワケでもないので、
空冷のままです。
本当にいけるかどうかは不安も残りますし…


今回は、CPUだけで10万円の代物ですから、
できるだけ電圧調整etc.を慎重に行いたかった。



ゆえにこの連休前夜まで取って置いたんです。
好きなおかずは最後に取っておく派なんです。
自分自身を客観的に観る事ができるんですあなたとは違(



今思ったけど、この名言凄く使い回しが利くよね。
流石、一国の首相です。
本当にどうでもいいけどwwwwww



さて、ってなワケで早速帰宅して、部屋の電気をつけるとか
その他諸々の行為をスっ飛ばしてPCの前に着座。


電源ボタンに触れBIOS起動。
BIOS設定画面へ。


よーーーーしよしよしよしよし!!

まずは
4GHz到達への基本骨子を構想せねばなりません。

Intel系CPUの最上位=Extreme Editionは、CPUの倍率を自由に調整できる為、
オーバークロックが楽なんです。

だから、何も考えずに倍率だけ調整して4GHz目指すのもよかったんです
が…


そんなリスキーさに欠けたオーバークロックなど
マゾヒストの頂点に立たんとする私が

許すはずがありません。


今回はCPUの

“ベースクロックもあげつつ、倍率も上げる”

という二段調整にて、4GHz到達を目指します。




ただ単に倍率だけ上げるよりも、CPUのベースクロックを上げたほうが
理論上はCPUの性能も上がるから
なんですね!



輝いてるよ!今私の目輝いてるヨ!!






既にご存知の方も多いでしょうが、
【Core i7】のプラットフォームからメモリーコントローラー内蔵になってますから、
従来のIntel系CPUにあった『FSB』という機構がなくなってるんですね。



よって、CPUのベースクロックを上げるには
BIOS設定項目でいう
【BCLK】を上げる必要性があります。


そして倍率変動は呼んで字の如く【CPU Ratio】をイジる。


4GHzにするには、計算式として最も分かりやすいのが

【BCLK:200】x【倍率20】=【4GHz】

という図式。

今回は、この数式を立証することに。






RAMのOCだけは危険極まりない為、下手にイジらずにおくことに。
元々がDDR3-1333ですから、最も近しい【1203】に固定しました。


っていうか、記事で読んだんだけど【Core i7】の規格上、
使えるRAMは1066までって書いてあった気がするので、まぁ気にする部分でもないかなぁと思ってます。
流石にそこまでマニアックな事実までは知らんとです。


そして【UCLK】(Uncore部分のベースクロック)は、考えるまでもなくRAMの2倍にしときゃイイですから、
【2406】に設定。


QPI設定は、『Core i7 965 Extreme』というCPU自体の恩恵で、元来6.4GTの速度持ってるますからね。
実際に数値見て、この場合下手に固定する必要なしと判断し、【Auto】へ。



それと【BCLK】が175以上だとメモリータイミングも調整せねばならない部分もあるらしく、
ここは必死になって先人達の知恵をググって漁り出してきました。




後はCPU電圧・RAM電圧を調整し、徐々に4GHzへ近づけていくこと数分。



































祝!4GHz









完成です。
3D Mark06のスコアも17,000を超えました。




最後に名言を遺してお別れをしましょう。










「オーバークロックをして、本当に早くなるのか。」


この問いに関しては、私は首を縦に振ることはできません。



実際に4GHzへOCしても、体感的な速度差など常用時は感じられません。

っていうか素の3.2GHzでもおかしいくらい早かったし。










では、何故リスクを犯してまで、私はOCに挑むのか。



















それはひとえに“達成感”と“自己満足”である。

たとえ10万のCPUを自爆させる危険を孕んでいようとも、

ソコにOCという壁が/山がある限り、私は挑み続けるだろう。


体力(財力)の続き限り。



困難を乗り越えた先にある、


4GHz


という数字をこの眼に留めた瞬間。
すべての苦労は天へと還り、私は

自らのド変態さに恍惚とするのだ。

Core=2・Duo=E9999 (19XX~20XX)










.

2 件のコメント:

  1. CPUの8コア圧巻ですね・・・。
    リネは確かマルチスレッドCPUに対応していないので、4GHzにあげることによって単発コア4GHzということで性能は上ってると思いますよー。

    しかし、10万円のOC・・・。漢ですな・・・w

    返信削除
  2. そう、マルチコア対応してないんで結局性能を生かすのならエンコ専用機になるんですよね。

    現にここ最近の週末は旧PCでしかinしてません…。
    結局Core2機でも十分に楽しめますからね~。

    もしCPU焼き切れたら、また965買う羽目になっていたワケですがww

    ・・・無事でよかった;;

    返信削除




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