Ｋ．Ｋ．Ｈ 其の２

お疲れ様です。

今年も後わずか。
であれば、毎年恒例の年末イベントが次々と敢行されていくのは自明の理。

先月発表された「2008 ユーキャン新語・流行語大賞」。

栄光の一位に輝いたのは、
どう考えても栄光とは形容しがたい記者会見の場で全国リークされた


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　　　>､/:::/＜;;;lllメ　　　＼ヾ、　　ヽTf=ヽ　 `,　 / "ii" ヽ　　ﾉ
　　j,,　ヾて）r=- ヾ:　　 :ヽ;;: 　　　 l 　 l　 ''t　←―→ ）/ｲ^　　　　≡　あなたとは違うんです
　,ｲ　ヽ二)l(_,＞"　l　　　 ::＼;:: 　　　 　 　　ヽ,,-‐、i'　　／ V
　i、ヽ--ｲll"/　,, ,//,,　　　　:;;　　　l //　 l く> /::l"'i::lll1-=::::￣＼
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ですね。
まぁ、当然あなたとは違うわけであって今更言うまでもないことなんだけれども。
あの状況下で公言したからこそ、この言葉にこれほどまでの付加価値がついたのでしょう。
何故二挺拳銃なのかは謎過ぎますが。

私にとっては去年が変化・激動の年でしたので、今年は"定着化"に重きを置いた年であったと言えます。

自ずから変化を促し、その変化を進化へと昇華させ、昇華させるために馴染ませる。


秒単位で慢性化してゆく人生を活性化させるのも、自分次第でしょう。

そう、変化とは欠かせないもの。
変化とは、時代の奔流であり、時代そのものを体言しているもの。

それは今この瞬間にすら、我々の介入の是非を問わずに起こっているのです。

さて、本題に入ります。
以前、こちらの記事でご紹介したことがあります件に、
とうとう決着がついたのです。

「第３回『もっと明鏡』大賞　みんなで作ろう国語辞典！」

こちらの募集がついに終了し、いつの間にか結果まで公表されていたワケなんですね。

参加校は全国474校。今年も合計６万2,800もの力作が集まったそうです。

その内、当主催団体　北原保雄選考委員長、及び選考委員会による厳正なる選考の結果、
大賞50作品（うち最優秀作品賞10作品）、優秀賞187作品、佳作2,127が選定されました。

それでは、『明鏡国語辞典』編者であらせられる

審査委員長　北原保雄様の公式のお言葉を、

この場をお借りして皆さんにもお伝えしたいと思います。

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３回目のキャンペーンになりますが、今回も多数の作品を～

{{中略}}

～でしょうが、
正しく美しい言葉を使うことを忘れないようにしなければなりませんね。

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幼少時の学校長を彷彿させるかのような活字弾幕が放送禁止レベルまで展開されておりました為、
私の方で若干というか９割方検閲させていただきました。

ここで皆さんに注目していただきたいのは最後の一文です。



『正しく美しい言葉の使用を心掛けよう』と呼びかけた人間によって選りすぐられた
世紀末的言語崩壊の鱗片を味わい下さい。

「もっと明鏡！新世代国語辞典を作ろう」大賞　５０選中
最優秀作品賞１０選

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てっきり女子が発案したものかと思いきや、
よく見てみると少年による悪魔的な発明のご様子。

一つ突っ込ませて頂くとすれば、
「乙男-おとメン-」の条件の一つに「お化けが嫌い」とありますが、


これでは該当者多数で日本国民並びに全世界に「乙男-オトメン-」の輪が広がるという
非常に迷惑甚だしい事態になりえます。

早急な改編を望みます。


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『～程度の甚だしいさまも表し、
その度合いは「本気」⇒「まじ」⇒「ガチ」⇒「神」の順で強くなる。
「ガチる（＝本気でやる）」という動詞もある。』

最後の一個がよく分かりませんが、つまり
「ノーマル」⇒「スーパーサイヤ人」⇒「スーパサイヤ人２」⇒「スーパーサイヤ人３」
という解釈でいいのでしょう。

また「ヤムチャる（＝死亡フラグが立つ）」という動詞もあるそうです。


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これは被害にあった経験ある方多いんじゃないでしょうか。
確かに男性比率が高いのも頷けますね。


しかし

「シャカ男」だけ聞くと

何故か宗教的観点から崇高な存在に聞こえてしまうのは私だけだろうか。


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「神」を「ﾈ申」と書き表すのと同活用ですね。
「ﾀﾋる」≦「死ぬ」というニュアンスで使われるようで、
その内、軽い意味で濫発される時代がやってくるでしょう。

繰り返しますが、この選定は

『正しく美しい言葉の使用を心掛けよう』

という信念に基づいたものであり
その思考回路は私の理解に及ぶものではございません。


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否が応でも「チェーンソー」を連想させる物騒な新言語ですが、

コッチもコッチで非常に物騒でした。


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最早、この人生突っ込みに掛けてきた百戦錬磨の私ですら、
どう突っ込んでいいのか踏み止まらざるをえない代物です。

代物ですが、対義語の表記に注目すると「鬼」と明記されていることから、

「姫キュン」＝「一瞬ドキッとする」

の対義語は

「鬼キュン」になるんでしょう。

こちらのほうが「キュン度合い」は計り知れないものであるような気がしますが、
もう時間の無駄なので考えるのは止めます。


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流行語になった程にその頭角を現にした恥ずかしい人種ですね。
両親がモンスターだから「モンペ」なのであって、
きっと祖父・祖母がモンスターであれば

「モングラッペ(＝モンスターグランドペアレンツ)」

というちょっとフレンチテイストっぽくなったりしますが、
中身はとても喰えたモンじゃございません。

ところで、今思いついたんですが…。
飼っている「ペット」が凶暴なモンスター化した際も
「モンペ」となってしまうワケで、

その点を今後どう補完してくれるのかがキモだと勝手に思ってます。


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指摘されて初めて気付いたのですが、確かに。

「ヤスリにかける」

といったように「ヤスリ」自体は名詞でしかなかったんですね。
２００８年になってやっと動詞化が正式認定された、と。

言語自体は理解の範疇です。
しかし何故最優秀作品にまで選定されているのが理解の範疇外です。


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この理論をもってすると、例えば・・・・・

与謝野経済財政担当大臣の娘さんの恋は

「よさこい」

となり、
頬に傷があったり常にドス持ち歩いているような
堅気ではない方々の娘さんの恋は

「ドスこい」

になるワケですね、分かります。
浪漫もヘッタクレもありません。


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まさに日本の近い将来を体言するかのような言葉の暴力に身も竦む思いであり、
世紀末言語崩壊の危機と同時に、後期高齢化社会崩壊の予見とすら思えます。

と同時に、『正しく美しい言葉の使用を心掛けよう』という統合理念の基に（以下略

以上が最優秀作品と銘打たれたものであり、異常としか思えないような
Y．K的(病んだ．国語教育的)思想が跋扈している時代の到来を嘆くばかりであります。


しかし、以上１０項目はまだ理解に及ぶものが多く、ある意味で優秀と評価できるやもしれません。


それだけに・・・

「もっと明鏡」大賞作品
最優秀作品を逃した大賞作品４０品目は、もう手遅れ感が募るばかりです。

私もいつものノリで面白がって、この造語群を勝手に翻訳してみようと試みたもの、
まともに解釈できたのは片手で数える程度。
過半数は、どれ一つとして閃きが生まれませんでした。

青森県

うっティー

むつ市立大畑中学校/２年/女

ネる

むつ市立大畑中学校/２年/男

宮城県

チャリ範

亘理町立亘理中学校/２年/男

福島県

モキュモキュ

須賀川市立第三中学校/３年/女

群馬県

ヒトカラ

県立太田女子高等学校/２年/女

埼玉県

折電

春日部市立豊春中学校/１年/女

ぽちょんと

大妻嵐山中学校/２年/女

写メラマン

本庄東高等学校附属中学校/２年/女

東京都

色落ち

昭和第一学園高等学校/２年/男

ラブい

青山学院高等部/３年/女

ぶちる

創価中学校/３年/女

シボる

早稲田大学高等学院/１年/男

テラおかし

日本大学豊山女子高等学校/２年/女

イタメン

富士見丘中学校/３年/女

はぐれる

豊島岡女子学園中学校/３年/女

小秋日和

明治大学付属明治中学校/１年/女

薔薇い

明治大学付属明治中学校/１年/女

神奈川

ロデ男

県立生田高等学校/１年/女

ししゃも足

川崎市立平間中学校/３年/女

愛知県

凸電（とつでん）

愛知啓成高等学校/１年/女

ぜんのば

金城学院高等学校/３年/女

夢小説

名古屋市立大森中学校/２年/女

AT

名古屋市立猪子石中学校/３年/男

大阪府

えら効き

大阪教育大学附属天王寺中学校/１年/女

女前

府立香里丘高等学校/１年/女

自己米

府立香里丘高等学校/３年/男

兵庫県

チョモラチ

雲雀丘学園高等学校/３年/男

奈良県

色気付く

県立桜井高等学校/３年/男

岡山県

痛電（いたでん）

笠岡市立大島中学校/３年/女

広島県

座り尽くす

ノートルダム清心中・高/１年/女

夢みどろ

ノートルダム清心中・高/１年/女

さぎプリ

広島なぎさ中学校/３年/女

星ダチ

県立宮島工業高等学校/２年/男

香川県

かじょる

県立丸亀高等学校/３年/女

愛媛県

どじょうのぼり

松山市立津田中学校/２年/男

長崎県

ケーラー

県立長崎工業高等学校/３年/男

熊本県

半三十（はんみそ）

菊池市立七城中学校/３年/女

大分県

バチる

大分東明高等学校/３年/男

如何でしょう。
「どじょうのぼり」に至っては、その言語の赴くままに思考を繰り広げようものなら

間違いなく、連日連夜悶々欝欝とした眠れぬ夜を過ごすことになるでしょう。

しかし、
望む変化も望むべくも無い変化も、
我々の世界を徐々に蝕み、知らぬうちに浸透し、
いつかは変化こそが常識となっているのです。

あな恐ろしや・・・。









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P.S　リネージュ２

とうとう本日を持って７７になりましたｯ！
『ブラッフ』も覚えたことでもう満足です。








正直、ツライ・・・。
２００８年の下半期からは忠実なまでに週末プレイヤーと化してしまい、
それも相まって７６の期間が長すぎただけに、今後のレベル上げ意識の下方修正が見込まれます。

ぶっちゃけもうレベルを７８にするつもりがコレっぽちもないのが現状です(笑
年末年始は当然の如く連休ですから、その期間は集団狩に行って遊んだりレイド参加したり、
それ以外の時間ではサブに費やすことになるでしょう。


そしてリアルにおいては・・・・・

酒豪共につき合わされ、血液が総じてアルコール変換されるかの如き頻度で、
連夜、横浜/川崎を渡り歩くことになりそうです…。






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